※販売中の3版では表紙裏面の文言について脱字がございます。表表紙、中面に問題はございません。⇒3版の脱字を修正した4版を入荷しました。以後のご注文は全て4版をお送りいたします。
[ゲームマーケット2018秋 新刊]
サークル「二番軒」が送る、オリジナルTRPGです(B5判/104ページ)。
本作は一言でいえば、“魔女”と“旅”の物語を楽しむ作品です。主人公となるPCは、人々の善き隣人である白魔女。ただ、この世界では魔女といえば、悪魔と契約する悪しき黒魔女ばかりが認知されており、魔女は一緒くたに迫害されています。
ただ、そんな中にも白魔女の真実を知り、その修行の旅を助けてくれる“止まり木”と呼ばれる人々もいました。PCは彼らの協力を得ながら、時に困った人々を助け、また自分の魔法や工房の技術を磨きつつ、舞台となるアストライア大陸を旅していきます。
そんなPCの力となるのが、魔法と工房です。魔法は、全ての人間に宿る小さな光“偉大なる魔女の流星(アステール)”を資源として、効果を発揮します。この光は魔女にしか見えません。感情と結びつくさまざまなアステールがあり、魔女は人々と触れ合うことで、この力を受け取ることができます。
このアステールは、魔女をサポートする設備、すなわち工房にも利用できます。アステールを使って工房のカテゴリごとのレベルを上げることで、装備製作や料理、占いなどの選択肢が増え、PCの活躍の幅が広がります。制作できるアイテムが増えていくのは、魔女として成長している実感を得られるでしょう。
一方で、迫害される魔女の力は大っぴらに振るえるものではありません。それを表現する「警戒度」ルールもあります。一つの街に長く滞在し続けたり、人前で魔法を使ったりすると警戒度が上昇し、旅立ちを余儀なくされてしまいます。
このため、魔女は自然と旅をし続けることになります。ただ、さまざまな出会いと助け合い、そして別れが多彩な感情とアステールを生み、魔女をより大きく育ててくれるはずです。
本作では、旅を重視するだけに、舞台となるアストライア大陸の美しい地図を掲載しているほか、魔女たちが巡ることになる20もの都市データも収録しています。滞在先を記録するシートもあり、セッションを重ねるたび魔女の旅の記録が、日記のように積み重なっていくでしょう。決して優しくない世界で、優しく生きようとする白魔女の物語に、ぜひ飛び込んでいただければと思います。後悔はさせませんよ!
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