■著:北沢慶/グループSNE
■出版社:KADOKAWA
『ソード・ワールド2.0(SW2.0)』今年の夏のサプリメント、その舞台はなんと、「魔法文明時代」!
ルールブックⅠの時代背景から、さかのぼること実に3000年。
神々の戦いが終わり、それでも取り残された人族と蛮族は戦い続け、生きるために発展させた各種の魔法。
そしてその魔法を極め、人々を支配したのは、“魔法王”と呼ばれる恐るべき魔力の持ち主たちでした。
本作『エイジ・オブ・グリモワール』では、そんな魔法文明時代を冒険の舞台として切り取り、一冊にまとめたサプリメントです。
魔法文明時代の冒険は、プレイヤーキャラクター(PC)の立場も特別です。
PCは、“貴族(ブルーブラッド)”と呼ばれる特別な存在となり、“平民(コモン)”たちの上に君臨する存在となります。
“貴族”たちは魔法王の配下であり、また未来の魔法王たらんとする特別な才能の持ち主たち。栄華を極めつつも、滅びを予感させる仄暗い時代――その冒険は、宮廷の陰謀劇あり、他国との戦争あり、危険な怪物の撃退ありと、これまでの冒険者とは一風変わった視点で楽しむことができます。
そしてこの時代を表現する、新たな種族2種と、新たな技能3種が登場。これらは魔法文明時代に隆盛したものの、いまでは滅びてしまったり、失われてしまったりした存在として、魔法文明時代を彩ります(GMとプレイヤーが了解するならば、「かろうじて生き延びていた」「ここでは継承されている」などの設定で、普段のキャンペーンに登場させてもOK)。
追加される種族は、エルフの上位種とも言うべき存在にして、魔法の達人「ノーブルエルフ」と、体内からあふれるマナのため、魔法を扱えない代わりにマナを第三の手として使える「マナフレア」。
追加される技能は、失われた“貴族”たちの魔法を扱う「グリモワール技能」、武装を瞬時強化して戦うマジックアイテムの使い手「アーティザン技能」、“貴族”たちの嗜みであり、平民の軍団を操るための技能「アリストクラシー技能」の3種。
そのほか、魔法文明時代に存在していた魔法の品や魔物のデータなど、盛りだくさんの内容になっています。
さあ、『エイジ・オブ・グリモワール』を使って、魔法文明時代の冒険に飛びだそう! 栄光と腐敗、繁栄と退廃の時代が、きみを待っている!(北沢慶)
(公式サイトより)