サークル「シアワセ修練場」が送る、ゾンビサバイバル・ボードゲーム兼TRPGです（B5判32ページ）。プレイヤー人数は1～5人、1セッション2～3時間程度と短時間でプレイ可能。また、GMレスでも遊べます。

ある日、西に上がった太陽──それは恐るべき核兵器が生み出した悲劇の先触れでした。電子機器の多くは無力化され、わずか一週間で人類のほとんどは死滅してしまいました。その直接的な原因は、核兵器ではなく、謎の生物「ゾンビ」だったのです。

プレイヤーが担当するのは、現代の地方集落ホシクズ村の住人。すでに周辺にはゾンビが徘徊しており、脱出は容易ではありません。この危機的状況からの生存や脱出を図るのがゲームの目的です。

具体的には、セッションの準備として、ランダム表を使った世界設定や周辺地図、キャラクター作成、そしてPCの拠点となる住居の間取りなどをまず決めます。

本編となるセッションでは、ターンごとにランダムにイベントが発生。PCはスーパーパワー（特殊能力）などを駆使して解決に回らねばなりません。また、村に残る施設もPCの助けとなるので、イベント解決だけでなく、余裕を見て拠点も活用したいところ。

また、独特なルールの1つがアイテム作成。サバイバルをするPCにとって頼もしい効果を持つアイテムばかりですが、その入手方法が“一筆書き”なのです。当然ですが、車など強力なアイテムほど難易度も高く、手先の器用さが試されます。

これまでも中世農村生存ゲーム『ホシクズ村々物語』など、シミュレーション要素の強い作品を創作してきたシアワセ修練場の最新作、ぜひお楽しみください！