［コミックマーケット96新刊］

サークル「くろうさぎ」が送る、『永い後日談のネクロニカ』シナリオ集です（B5判・76ページ）。

ネクロニカをこよなく愛し、シナリオ集を制作し続ける同サークルの新作テーマは「吸血鬼」。オフセッションなら3時間ほどで遊べる短編シナリオを6本収録しています。その一部を紹介すると、

・「巣喰の紅月」
気付けば、一面に赤黒い液体が飛び散り、鉄臭い香りの充満する部屋に閉じ込められていたドールたち。ただ、傍らに姉妹の姿があることは心の支えになります。脱出の糸口を辿るうち、蘇る記憶とともに、こみ上げるのは愛情と、身を割くような飢餓感。飢えに苦しむ獣たちは、果たして理性を保ち続けられるのでしょうか。

・「アルカスの葬列」
そこは、どこか懐かしい書屋でした。何気なく本を手に取り、開いてみれば、自然と断片的な記憶が蘇ってくる……。初期に配布されたハンドアウトを起点に、探索によって得られる記憶の欠片を手掛かりに、ベストエンドを目指す王道型シナリオ。

王道からギミックもの、ロールプレイ重視、初期作成向けなど、多彩な後日談が皆さんをお待ちしています。

もちろん、コミックマーケット96会場でもご購入いただけます。会場に行くなら、8/9(金)ブース「南ハ-37a」へ！