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【ゲムマ18大阪 新刊】妖怪が一つ屋根の下TRPG『住めば都のオマジナ荘』

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[ゲームマーケット2018大阪 新刊]


 「サークルないつお」が送る、オリジナルTRPGです(B5判40ページ)。


 『TRPGおまじな大饗宴』など多彩なオリジナルTRPGを制作してきた同サークルの新作は、シナリオ準備・GM不要、全員で物語を創るというナラティブなTRPGルールブックです。判定などにトランプ1組を使用します。


 本作の舞台は、妖怪や魔物、超人など空想の産物とされてきた幻想世界の住人が、実際に存在したという架空の現代。現実と幻想はこれまで住み分けられていたのですが、人の世界が拡大したことで共存を余儀なくされました。かくして「隣人」と呼ばれる幻想世界の住人が、法律によって常人同様の権利を認められる特区が生まれたのです。


 その1つ、御祝(おまじな)市で、常人と隣人の共存が始まって早20年。急激な社会変化や共存への反対意識から新たな問題も生まれていますが、多くの人々は徐々に互いを受け入れるようになっています。


 PCは、そんな御祝市の中でも隣人ばかりが住む古びた集合住宅「おまじな荘」の住人です。隣人と常人の懸け橋となるため、日常を謳歌したり、大小さまざまな事件──隣人が住む御祝市の騒動は並大抵ではありません──の解決に奔走したりするのです。


 そのセッションは、シナリオの代わりに2つの要素で構成されます。それが「ゲームの目的」と「ミッション」。


 「ゲームの目的」はセッションを貫く大目標。オマジナ荘の立ち退きを阻止したり、大家さんの誕生日パーティーを開催したり、人間と隣人の恋愛を成就させたりといった内容です。


 「ミッション」は、それぞれPCが1回ずつ行動できる前・後編の目標を定めるもの。前編なら「隣人としての日常の演出」「ゲームの目的に関わる情報収集」など、後編は「目的達成のために隣人としての能力を駆使して乗り越える戦闘などの難関」などが相応しい内容です。ミッションは前後編でそれぞれ2つずつ決定しておきます。


 大枠としてはゲームの目的が収束するように、ここの手番ではミッションの達成を目指して、手番となるプレイヤーが展開をロールプレイしていきます。ただ、スムーズに進んでは物語が盛り上がりません。そこで生きてくるルールが「トラブルメイカー」。これも手番以外のプレイヤーが担当し、その手番PCの弱点などを利用しつつ面白くなるようにトラブルを演出するのです。これに対し手番PCもそのトラブルを乗り越えられるだろう展開をロールプレイし返します。


 その成否を決めるのがトランプ。手番PCとトラブルメイカーは裏向きのトランプを1枚ずつ配られ、その数字の優劣を競います。この判定には、その他のプレイヤーも介入可能。面白いと思う方を助けるようなロールプレイをすることで、そちらの獲得トランプを1枚増やせるのです。こうして一連のロールプレイが落ち着いたところで、トランプをオープン。基本的により高い数字の方の希望に沿ってセッションが展開していきます。


 こうしてシナリオがなくとも、事前に決めた目標を筋道としながら、参加者のアイデアとトランプのランダムの妙で物語を展開させていくのです。各項目や展開は、プレイヤーが考えるのはもちろん、ランダム表も用意されているので、ナラティブなTRPGに慣れていない方にも安心です。


 ナラティブなTRPGというとハードルが高いように感じる方は、本書後半に掲載されているリプレイから目を通すのをオススメします。豪放磊落な体育教師の人狼「瑠狩 月郎」、銭ゲバなフリーターにして天邪鬼の「天乃 孔雀」、仕立て屋を営むマネキンドールの付喪神「布裁 縫」、消防士のリビングアーマーなのに何でも燃やしたがる「華氏 燃」の4人が、神様の盗まれた宝物を取り戻すべく御祝町を駆け回ります。読み物としての面白さはもちろん、すぐにルールが飲み込めるでしょう。皆さんならではの隣人ライフをお楽しみください!

在庫状況: 在庫あり

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